毒ギョーザ事件 容疑者拘束 逆につのる『疑問と不信感』


3月31日のスーパーニュースアンカーの「青山のニュースDEズバリ!」で取り上げられてた毒ギョーザ事件の内容がちょっと凄かったのでまとめてみました。




発表後取材を開始、当時の毒ギョーザ事件の日本の最高責任者(各方面に厳しく追求する性格)に連絡
その人が最近移動になった矢先の発表→「(移動は)関係ありますよ
青山「どう思いますか?」→当時の最高責任者「おかしいです!!」
おかしい点
1. 2年経過して注射器を発見
2. あの国では供述はどうにでもなる
中国側の事件説明
・呂容疑者の単独犯と断定
→複数犯ではない証拠が示されてない
・2007年7月と8月に工場内にあるメタミドホスと注射器を入手
福島で発見されたジクロルボス入りギョーザは?それの製造は2007年6月だが?単独犯ではないのでは。
・呂容疑者の供述に従って下水道から注射器を発見し、メタミドホスも検出
→当時の最高責任者「これは致命的」
なぜなら
食品工場なので下水の水量は多い
メタミドホスは水に溶ける

■どうして今ひとりの犯人逮捕の発表を?
2008年2月の捜査状況「中国で容疑者を拘束」→「容疑者は複数の退職者だ」
突然中国が「実は毒は中国で入れられてない(日本で入れられたんじゃないのか)」
操作行き詰まり
中国で毒を入れられたのではないなら中国国内のギョーザは大丈夫
ギョーザを横流し
中国内で中毒者続出
→中国の捜査やり直し
「呂容疑者は当時拘束された容疑者のひとり」

捜査当局幹部曰く『官邸や外務省・農水省は事件の真相解明に興味がない』
当時兵庫県、千葉県で被害者が出たときは合同捜査本部を立ち上げ捜査したので当時の捜査官を中国に送りたい。
中国はそれを受け付けると言っているが「兵庫県警も千葉県警も手を出すな。警察庁の刑事局だけでやる」というプレッシャー
警察庁の幹部しか中国へ送れないということになりかけているので『真相解明に興味がない』

警察庁の幹部曰く『これで日本は国家と言えるのか』
日本警察の証拠物件と犯行手口が合わない
日本の捜査は何だったのか?
警察内部の声として警察庁の幹部だけ行くのでなくて「当時の担当捜査官と鑑識を中国に送るべき」「証拠の注射器を中国側に提示させろ」

当時の外務大臣「単独犯をしきりに強調していたね(それ以上は言えない)」
事件解決を評価していない

中国側の狙いは
『米中が緊張しているから日本を取り込みたい』
毒ギョーザ事件で日中のトゲを抜いてやるから中国に協力しろ

今後の日中のイベント
上海万博
温家宝首相の来日
胡錦涛国家主席の来日

これで「食の安全」は確保されるのか?
毒ギョーザ事件は解決なんだから日本と中国が双方同じ基準で双方の食品の輸出輸入基準を作りましょうと言う話になり始めている
日本の食品は厳しい安全基準を守って輸出しているのだから中国の食品輸出の現状と一緒くたにするな
日本がそのままの安全基準で輸出するなら中国もそのままの安全基準で輸出するということになりかねない



呂容疑者はスケープゴートにされた。
全く解決したとは言えないのに日本から中国へのアプローチはどうなるんでしょうか。
Googleの中国撤退の件でもそうですが中国って嘘ばっかり、っていうか嘘の程度も低い。



■追記
動画が上がってたのでリンクしておきます。

↑前編
中編
後編


関連のある投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。