もちろん工作で作れるのはアナグリフ式、つまり赤青メガネです。
文具店で買ってきたセロファンと透明の下敷き
下敷きを適当な幅にカットして、その幅に合わせてセロファンを貼り付けて簡単に完成。
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これでまずはYouTubeの3D対応動画を見てみました。
YouTubeの3D対応動画は赤青意外にも黄青、緑紫、平行法、交差法、いろいろな方式を切り替えることができます。
■ YouTube 3D対応動画一覧
いろいろ見てみた感想としては、どうもイマイチ立体的に見えないものが多い・・・
視差はあるのにその加減が上手くいってないのかアタリハズレがある気がします。
そんな中でもバツグンに立体感を感じたのがこれ
■ 3D Waltz of the Flowers
背後のピンぼけ下部分を意識しながら見ると立体感というか奥行きが凄い。
(↑の埋め込みプレイヤーではちゃんと3D表示の選択ができないのでリンク先のYouTube内で見てください)
遠山式立体表示を見る
それから赤青メガネで見ると凄いのが『遠山式立体表示法』というもの。
■ 遠山式立体表示研究所
これは、簡単にいうと斜め45°の角度から見下ろすことを前提にして撮影、歪み補正されたアナグリフ写真です。(一部正面から見るものもあります。)
■ 遠山式立体表示展示室
45°で見下ろさないといけないのでプリントアウトしました。
モニタを寝かしてみたり、iPadで表示すればプリントアウトしないでも見下ろせますが、どっちもうちでは無理です。
見てみた感想ですが、これは凄い!
見下ろす角度を決めているだけあって写真の中に立って写っているものが本当に“立っている”ように見える。
これもやっぱりアタリハズレはあるのですが、特に凄かったのがこのあたり。
■ 外国のお金
お札のシワになってめくれてる部分とか、明らかに浮いてます。立っているコインは手にとれそうです。
■ 足あとスタンプ!
シンプルですが、足あとが見事にへこんでいます。
■ オンニア(オルドビス紀中期・モロッコ)
岩の凹凸がどう見ても盛り上がってへこんでしています。
3D対応テレビとか、PCとか、流行ってきているけれど、どれもシャッター方式なのでそれなりのスペックが必要だったり今あるテレビやPCが3D非対応でわざわざ対応版を買い直すわけにもいかなかったりする場合が多いので、簡単に体験できるアナグリフ方式も切り替えで使えるのが一般化したらいいんですけどね。
ゲームなんかは切り替えへの対応は一番やりやすそう。
ただ、アナグリフ方式の最大の欠点は赤青セロファンのせいで見た目の色調がメチャクチャになってしまうことですが。