Ubuntu 10.10 をUSBメモリにインストールする


Ubuntu 10.10 日本語Remix が公開されて少し経ちましたがUSBメモリにインストールして使ってみました。
USBメモリをパーティションで区切って、前半を普通にWindowsやMacでファイルを読み書きできる領域として使えるようにして、後半のパーティションでUbuntuを使えるようにします。
以下、インストール方法と説明いうか備忘録のようなもの。

USBメモリを分割してフォーマット
UbuntuをCDから起動したらUSBメモリを刺して
パネルから「システム」>「システム管理」>「GParted」起動
デバイスをUSBメモリに切り替え
sdaとかsdbとかsdcとかはPCにつないでいるデバイスによって変わるので容量で確認。
今回は16GBのUSBメモリを使用。
GParted

GParted

そのままならまだマウント状態なのでアンマウントしてから既存のパーティションを削除
パーティションを削除

パーティションを削除

新規パーティションの作成
最初に作るのはWindowsやMacでファイルを読み書きして普通にUSBメモリとして使える領域。
緑帯の部分の端をドラッグして容量を設定。今回は8GB(8184MB)。
新しいサイズ:8184
作成:基本パーティション
ファイルシステム:fat32
新規パーティションの作成

新規パーティションの作成

設定して [ 追加 ] をクリック。

未割り当ての部分で新規パーティションの作成
今度はUbuntuをインストールする領域。
残り全部を使用。
新しいサイズ:7111
作成:基本パーティション
ファイルシステム:ext4
新規パーティションの作成

新規パーティションの作成

設定して [ 追加 ] をクリック。

全ての操作を適用
全ての操作を適用

全ての操作を適用

少し待てばフォーマット完了。

USBメモリにUbuntu 10.10 をインストール
デスクトップにある『Ubuntu 10.10のインストール』をダブルクリック
最初に現れる画面。
ようこそ画面

ようこそ画面

日本語(そのまま)で [ 進む ] をクリック。

Ubuntuのインストール準備画面。
作業している環境次第だと思うけれど、整っていれば
『インストール中にアップデートをダウンロードする』にチェック。
『このサードパーティー・ソフトウェアをインストールする』にチェック。

Ubuntuのインストール準備

Ubuntuのインストール準備

チェックを外していても、後でUbuntu起動後にインストールできると思います。
[ 進む ] をクリック。

ディスク領域の割り当て。
『手動でパーティションを設定する(高度な知識が必要です)』を選択。
ディスク領域の割り当て

ディスク領域の割り当て

[ 進む ] をクリック。

デバイスのext4でフォーマットしてあるものを選択
ext4のを選択して

ext4のを選択して

すぐ下の [ 変更… ] をクリック。

パーティションを編集。
新しいパーティションのサイズを~:そのまま(最大値)
利用方法:ext4ジャーナリングファイルシステム
パーティションの初期化:チェック
マウントポイント:/
パーティションを編集

パーティションを編集

[ OK ] をクリック。

ブートローダーの場所選択。
ブートローダー設定

ブートローダー設定


『/dev/sdc usbmemoryname (16.0GB)    ▼』をクリック。
ブートローダー指定

ブートローダー指定

インストールしたいUSBメモリそのものを選択
今回の場合、『/dev/sdc1』『/dev/sdc2』ではなく『/dev/sdc』で、パーティションの番号が無く、USBメモリの名前が書いてある。
これを間違えるとUbuntuが起動しません。
最悪の場合、繋がっているHDDのWindows用ブートローダーが変更されてUSBメモリを刺していないとWindowsが起動しないようになってしまいます。

ブートローダー設定

ブートローダー設定

よく確認して [ インストール ] をクリック。

インストールが始まると、準備をしながらユーザー情報の登録が始まります。

どこに住んでいますか?
どこに住んでいますか?

どこに住んでいますか?

Tokyo(そのまま)で [進む] をクリック。

キーボードレイアウト。
キーボードレイアウト

キーボードレイアウト

『Japan』の『Japan』(そのまま)で [ 進む ] をクリック。

ログイン設定。
あなたの情報を入力してください

あなたの情報を入力してください

全て入力して [ 進む ] をクリック。

作業完了。
インストールが完了するまでガイドのスライドショーが表示されます。
ようこそ

ようこそ

あとは待っていればインストール完了。


Ubuntu Live CD でシャットダウンが選択できないとき
Ubuntu Live CD を起動すると画面右上のシャットダウンボタンを押してもなぜかシャットダウンが無く、『サスペンド』しかないことがあります。
コンピューターに影響を与えないのがLive CD なのでそのまま電源を切っても問題は無いかと思うけれど、なんとなく気持ち悪い。
そんなときは

パネルを右クリック>パネルへ追加
パネルへ追加

パネルへ追加

シャットダウンボタンを追加。
シャットダウンボタン

シャットダウンボタン

シャットダウンする。
コンピュータをシャットダウンします

コンピュータをシャットダウンします


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Ubuntu 10.10 をUSBメモリにインストールする」への5件のフィードバック

  1. ピンバック: Tweets that mention Ubuntu 10.10 をUBSメモリにインストールする | シログ -- Topsy.com

  2. ピンバック: Ubuntu 10.10 をUSBメモリにインストールする | シログ | さいと おぶ ちゅどん

  3. はじめまして。

    ひとつ間違ってしまったんですけど、ブートローダーを変更してしまった場合はどの様にすれば治りますか?

  4. ピンバック: ロハでホームページが欲しいプーさん » AspireOne 532hでubuntuを動かしてみた。

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