USBメモリにUbuntu 11.10 をインストールできたので、アプリケーションを入れてみたり作業環境を整えてみたりいろいろ弄ってみました。
ランチャーにデフォルトで登録されているアイコンが変わったのと、Dashホームのアイコンが追加されてるくらいでしょうか。
グラフィックドライバーをインストールする
Ubuntu 11.04 と違いグラフィックドライバーをインストールする前からデスクトップはUnityになっているのだけれど、告知のポップアップは出るしちゃんとしたドライバーはインストールしておいたほうがいいのでインストールします。追加のドライバー
Ubuntu 11.04 のときは「NVIDIAの高性能グラフィックスドライバー」系だけだったけれど、Ubuntu 11.10では「NVIDIAアクセラレーションが可能なグラフィックスドライバー」というのが追加されていました。
何が違うのかよくわからないのですが、多分3D描画のハードウェアアクセラレーションに最適化されたバージョンとかそういうのでしょう。
両方試してみたけれども、違いがわからないです。
背景・外観
背景や外観の設定がいろいろ削ぎ落とされてサッパリしています。用意されている写真から選ぶのと、自分で保存した好きな画象を使うのと、好きな色で塗りつぶしやグラデーションにする3項目だけです。
壁紙専用サイトからダウンロードできるのは無くなっていました。
テーマは4種類だけになっています。
Ubuntu 11.04 のときはGNOMEのテーマを使い回してるようなのがいくつかあって、変更してみても視認性が悪かったりパーツが崩れたりしてるのがありましたが、それらが無くなったようです。
Ambiance
Radiance
HighContrast
HighContrastInverse
でもHighContrastとHighContrastInverseはランチャーのアイコンがなぜか(バグ?)消えてしまうので使い物にならないです。
ブラウザとメールソフト
ブラウザはFirefoxでバージョンは7でした。Firefoxの中身はWindowsで普段使っているやつの.defaultフォルダを丸ごと移して同じ環境にしました。
メールソフトはThunderbird 7 です。
前はEvolutionというメールソフトだったのがThunderbirdになっています。
この変更は結構大きい気がします。
Thunderbird派は自分でインストールしてただろうから使うのものは同じなのですが、デフォルトがブラウザと一緒のMozillaで揃ったのがスッキリしていいです。
パッケージマネージャとMozcをインストールする
Google日本語入力のオープンソース版、「Mozc」をインストールするために、「Synapticパッケージマネージャ」を起動しようとDashホームを漁ったのですが見つからない、どうもUbuntu 11.10 ではパッケージマネージャが無くなっているようです。なので、端末で
『sudo apt-get install synaptic』
を実行。
インストール完了してDashホームに出るようになりました。
Mozcをインストール。
インプットメソッドを変更。
日本語 – Mozd を上に。
これでMozcで文字入力ができるようになりました。
メディアプレイヤーをインストール
動画再生にはほとんどのコーデックが内蔵されてるVLCメディアプレイヤーを入れておけば大体の動画は再生できます。UbuntuソフトウェアセンターからVLCメディアプレイヤーをインストール。
flvの他、wmv、mp4、mkv も再生できました。
使ってみた感じ
まだ長時間使ってないけれど感じたのはUbuntu 11.04 とそんなに違わないなあということかな。変わる必要がなかったほど完成してたということならいいんですが、今後どうなっていくんでしょうか。
そういえば、起動と終了が明らかに遅くなってる。
少し前のバージョンまでは高速起動に熱心になってたのに、そこの追求はやめないでほしいです。