Ubuntu 11.04 をUSBメモリにインストールできたので、使ってみた感じとか、アプリケーションをいくつか入れてみたりとかしてみました。
デスクトップ。
Mac OS のDockとよく似た機能のものになっています。
適当にアプリケーションを起動。
Firefoxは4.0が入っています。
ツールバーがタイトルバーの部分からなくなり、各種アプリケーション共有でアクティブウィンドウのものが上部パネルに表示されるようになりました。
この仕様もMac OS にそっくりです。
他のアプリケーション。
OpenOffice.orgからLibreOfficeになっています。
個人的にはアイコンがこっちのが好きです。
仮想デスクトップ。
GNOME UI ではワンクリックでダイレクトに別のデスクトップに移動できたのですが、Unity UI では一旦プレビューを表示します。
デスクトップをまたいでウィンドウをドラッグできるので整理はしやすいです。
Aeroスナップみたいなやつ。
ウィンドウを画面端にドラッグすると半透明の枠が広がって、放すと画面半分ぴったりに広がります。
外観の設定。
Ubuntu 10.04 のときからそうですが、左側にある閉じる・最大化ボタンはテーマによっては右側のがあります。
Ubuntu 10.10 ではNew Wave を好んで使っていたのですが、Ubuntu 11.04 の場合は上部パネルの文字色が黒になって読めなくなるので使えません。
動画プレイヤーをインストール。
ほとんどのコーデックが内蔵されてるVLCメディアプレイヤーを入れておけばまあ間違いないでしょ。
flvファイルも再生できました。
Google IME のオープンソース版、MOZCをインストール。
ibus-mozc とそれに関連するパックを選択してインストール。
パネルからIBusの設定。
インプットメソッドタブ > インプットメソッドの選択 > 日本語 > Mozc 追加。
MozcをAnthyより上へ移動させれば完了。
FirefoxはWindowsの設定を引き継ぎ。
→ Windows版Firefoxの設定を丸ごとUbuntu版Firefoxに移す
ニコニコ動画にもスムーズにログイン、動画も見れました。
フォントがいつもと違うので新鮮な感じがします。しかも見やすい。
さてここまで触ってみて正直な感想は、Unityじゃなくてよかった。
GNOMEのWindowsライクなインターフェイスが、Windowsユーザーにとって直感的にわかりやすくてそれがUbuntuの人気の理由だったと思うのに。
クラシックでログインすればGNOMEで使えるけれど、それはそれでサッパリしすぎていて寂しい。
パネルのカスタマイズ性も低いようだし、ネットワークモニタくらい置きたい。
今後の拡張性に期待したいところでしょうか。